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偽昔話 ④ [非日常]

その昔、浦島太郎は助けた亀に連れられて

「竜宮城」に行ったという・・・

この様な文章にしてさらっと読めば   うらしま2.jpg

さほど不思議には思わないが、ちょっと考えてみればとんでもない事である。

潜水服も、酸素ボンベも、潜水艇も無い時代に、

亀につかまって、

海底の摩訶不思議な都に行ったというのだから!

今風で言えば、

「宇宙人のUFOに乗って、よその惑星に行った」と同じだ。

そんな浦島太郎のこの体験を、どう解釈したら良いのだろう? 

とりあえず、最も気になる4点を検証してみよう。。。

① 亀は、なぜ浦島太郎を竜宮城に連れて行ったのか?

   普通、亀は喋らない。 従って、この亀は亀ではなく、

   秘密裏に竜宮城から「地上の調査」に来た亀型の調査員だった!?

   運悪く、調査中に村の子供達の「遊び道具」として捕まってしまったのだ。

   このピンチに、救いの手を差し伸べたのが浦島太郎だったのである。

うらしま.jpg  助けられた調査員は、

   思わず「ありがとうございます」と喋ってしまった! 

   亀が喋ったのだから、太郎は腰を抜かすほど驚いたに違いない。 

   「しまった、バレたか?!」

   調査員も焦ったはずだ。 彼はとっさの判断で助けたお礼と称し、

   太郎を竜宮城に連行したのではないか・・・

② 乙姫は、なぜ浦島太郎をもてなしたのか?

   この緊急事態は、竜宮城の「乙姫」の耳にも入る。

   彼女は巨大な城を有し、海中の覇権を握る女帝であった。

   海を制覇してしまった彼女の次なる野望は、

   地上の征服だったのである!

   先ずは、地上人に気づかれないように調査員を派遣したのに、

   亀型調査員が喋ったことで、目論みが発覚するやもしれぬ。

   地上の兵力も解らぬうちに戦を仕掛ける訳にもいかないので、

   乙姫は、太郎を竜宮城内に「軟禁」し、

   接待攻撃で思考を停止させ、

   同時に地上人のデータを取ろうと考えたのだ。。。

③ 村の時間がもの凄く経過していたのは、なぜ?

   竜宮城は、ただの城ではなかった。

   強力な武力と科学力を有する、

   竜宮人の技術の粋を集めた超巨大要塞だったのだ。                

    しかも、調査員を海亀の姿にできるテクノロジーを持っているのだ。 

   時間や次元をも操作できる術も持ち合わせていよう。

           ウラシマ.jpg 

   乙姫は、「帰りたい」と願う太郎を強引に引き留めたりはしなかった。 

   送ると称して、

  太郎を未来にワープさせたのである!

   そうすることで、周りの時間が進み、太郎のことを覚えている村人は

   誰もいない状態になるのである・・・ 調査員を助けてくれた手前、

   無下に殺すわけにもいかなかったのだろう。

④ 玉手箱は、なんのために?

   それでも、問題は残る。

   地上で、太郎は竜宮城のことや経緯を話すはずだ。

   たいがいは、そんな太郎を「変人」扱いするだろうが、

   ごく少数、竜宮城の存在に気が付く輩がいるかもしれない。

   そこで乙姫は、お土産と称して「玉手箱」を太郎に差し出す。

   たぶん、悲しみに暮れる太郎が最後に辿り着くのが、

   竜宮城の思い出たっぷりの「玉手箱」だろう。

   きっと開けるに違いないとふんで、老化ガス を仕込んだのだ。

                       うらしま4.jpg

   白髪のお爺さんになってしまえば、事実を話しても

   「この爺さん、ボケとるんと違うか?」

   と相手にされないだろう。 竜宮城の話が風化するのも早かろう・・・

                    

このように、女帝乙姫の地上征服計画の秘密は守られた。

だが、そこまでの工作をする必要があったのだろうか? 

私は、こう推測する。 

海中の覇者となり、強大な力を誇示する乙姫だが、

地上では、竜宮人の存在自体すら知らないのだ。

自尊心の強い乙姫には、耐えがたい事態!

知られるのも嫌だが、かといって全く知られないのもシャクに触る。

そこで、浦島太郎に体験談を囁いてもらうことで、地上の物語や伝記などに

チラッと「竜宮城」とか「乙姫」とかの文字が載るのではないか? 

地上人の頭の中に海の底には美しの都があるやもしれぬ、

というイメージが植え付けられるのでは・・・と、考えたのだ。

               うらしま3.jpg

今現在、我々は浦島太郎の摩訶不思議な旅を文献で読む事ができるし、

各地の残る竜宮伝説に海中へのロマンを掻き立てられる若者も多かろう。

乙姫の策略は、まんまと成功したのである! 

竜宮人は、この太古の偉人の業績を褒め称えているに違いない。

しかし、肝心の地上征服はどうしたのだろう?

こちらの方は、何らかの理由で実現できなかったものと思われる。

もしかしたら、武力行使からビジネス戦に切り替えたかもしれない。

浦島太郎が賛美した、「鯛や魚の舞い踊り」 や

「この世のものとは思えぬ御馳走」 などを目玉に

「竜宮城体験ツアー」 として観光客を招き、

外貨 を稼いだほうが、経済的発展見込めるではないか・・・^^;


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コメント 34

旅爺さん

そうとは知らなかった!”
たいへー隊員、竜宮城の乙姫退治に出撃せよ!”
by 旅爺さん (2013-02-27 08:48) 

yas

いやいや、まぁ確かにそうなんですけど。
と、いうところから話から始まって、とんでもない展開に(^-^;
たいへーワールド今回も楽しませて頂きました。
次回作を楽しみに・・・って、え?この話が事実?!!
そ、そんなカバナ~!!!
by yas (2013-02-27 08:58) 

puma

た、たいへーさん、か、考えまくりですね(爆笑)^-^;
by puma (2013-02-27 12:04) 

alba0101

ご訪問&コメントありがとうございます^^

お〜筋が通っていますね(^^)
...それなら...(笑)一度行って来ます(^^)
by alba0101 (2013-02-27 12:45) 

koto

地上征服した竜宮の子孫が私たちなんだよ。

by koto (2013-02-27 18:39) 

テリー

そのうち、竜宮人が、攻めて、きますよ。まもりを固めないといけません。
by テリー (2013-02-27 18:59) 

そらへい

亀型調査員に変身できる高度な文明人が
なぜ村の子供ごときにいじめられたのか
何時の時代もいじめとは、恐ろしいものだったのですね。
by そらへい (2013-02-27 19:23) 

水谷

考えまくると、わたしのように、
ストレスで体重減りますよ^^;
って、うれしいんですけど♪
by 水谷 (2013-02-27 20:29) 

yanasan

詐欺には気をつけよ〜・・・・^^;
by yanasan (2013-02-27 20:42) 

いいだや

小説かけますね。
星新一も真っ青。
by いいだや (2013-02-27 21:25) 

fullcon

某北の国みたいですね、、、。
by fullcon (2013-02-27 21:33) 

ねじまき鳥

想像力すごいですね。

by ねじまき鳥 (2013-02-27 23:45) 

はまちゃん

おとぎ話を科学で証明しようとしても、
無理ということですねぇ。
「今日人類が木星についた」みたいな感じでしょうか。(^^ゞ
by はまちゃん (2013-02-28 00:16) 

せつこ

笑いこけながら読みました^^
作家になれば良かったのに♪
近隣にそんな国が・・・!
by せつこ (2013-02-28 06:40) 

たいへー

旅爺さんへ
困ったな・・・もう10年以上泳いでいないので・・・^^;

yasさんへ
どう考えても、こうなるんですけど。
私がおかしいでしょうか。(笑

pumaさんへ
どうです? いい線言ってると思いませんか?(笑

alba0101さんへ
旅行会社でチケット探してみてください。(爆!!

kotoさんへ
そうか・・・ 海を捨てたんですね、私達。^^;

テリーさんへ
お隣の国と、争っておる場合ではないですね。^^;

そらへいさんへ
それは、あまりにも忠実に海亀にしてしまったからでしょう。
2本脚だと「怪人」で目立つし・・・

水谷さんへ
考えるのをやめたら・・・止められないですね。(笑

yanasanさんへ
無事に帰ってこれただけでも、めっけものですよね、この場合。

いいだやさんへ
一時、書いてましたねー。 遊びでね。

fullconさんへ
食糧事情は、違うようですけどね。(笑

ねじまき鳥さんへ
妄想族でしたので・・・ 未だに癖が抜けません。

はまちゃんさんへ
海底で城跡が見つかれば、現実味を帯びるんですが・・・^^

せつこさんへ
ロマン溢れる話でしょ? いいでしょ? ^^
by たいへー (2013-02-28 08:35) 

alba0101

ご訪問&コメントありがとうございます^^

5月までスキー...なんて羨ましいい...
それだけを理由に引っ越しを考えています...(^^)
引き止められていますが....(笑)

どこの旅行会社がお薦めですか(爆)
by alba0101 (2013-02-28 13:35) 

KEI

凄い想像力に感服・・・です。(^_^;)
by KEI (2013-03-01 01:44) 

Baldhead1010

かぐや姫も宇宙人だったとか^^
by Baldhead1010 (2013-03-01 04:43) 

たいへー

alba0101さんへ
夏も滑りたいのなら、
南半球に移住することをお勧めしますが。(笑

KEIさんへ
誠に恐れ入ります。^^;

Baldherd1010さんへ
③ で、そう説いておりまする。

by たいへー (2013-03-01 07:13) 

旅爺さん

今日は暖かくなる予報です。
次は竹取姫でい行きましぅようか。だって竹から生まれただなんて・・・・・
by 旅爺さん (2013-03-01 07:28) 

horigon

なるほど、浦島太郎はそういう話だったんですね。
孫が大きくなったら、乙姫の地球征服計画について
話してやる事にします(爆)。
by horigon (2013-03-01 09:48) 

たいへー

旅爺さんへ
かぐや姫は、もう既に取り上げました。
カテゴリー「非日常」を検索して下さい。(笑

horogonさんへ
よろしくお願いします。
竜宮城行きのチケットも、お願いします。(笑
by たいへー (2013-03-01 10:25) 

きまじめさん

新説(珍説?)浦島太郎 楽しく読ませていただきました。
先日恵那峡方面の旅行で浦島太郎が昼寝をした岩を見てきました。
お近くなのでしょうか。
by きまじめさん (2013-03-01 11:49) 

マリンかもめ

云われてみれば、確かに・・・

疑問だらけですね^^

乙姫はまだ生きているのでしょうか・・・。
by マリンかもめ (2013-03-01 13:53) 

okko

ハハハ、たいへーさんも、玉手箱あけたんじゃないですか?
いや~~、壮大な物語、感服いたしました。
その調子で、日本おとぎ話の新解釈をお願いいたします。
by okko (2013-03-01 15:40) 

U3

たいへーさんに「妄想太郎」の称号を与えよう。
by U3 (2013-03-01 18:53) 

たいへー

きまじめさんへ
そーですね。 高速で2時間ってーとこでしょうか?

マリンかもめさんへ
当然、死んでるでしょう。 でなきゃ、化け物です。(笑

okkoさんへ
昔話は、不思議がいっぱいです。
また頑張ってみます。(笑

U3さんへ
謹んで、お受けいたします。(爆!!
by たいへー (2013-03-02 08:22) 

alba0101

ご訪問&コメントありがとうございます^^

良い車は価格もいいですからね...(汗)

by alba0101 (2013-03-02 11:02) 

なかちゃん

たいへーさんの空想力に脱毛…でなくて、脱帽 ^^
東宝に入って特撮映画として完成させてほしいです (^^;

by なかちゃん (2013-03-02 18:27) 

雅

あの玉手箱を開けずに竜宮城にこっそりおいてくればよかったんですよね。
by (2013-03-02 18:42) 

袋田の住職

映画にしましょう
by 袋田の住職 (2013-03-04 06:22) 

たいへー

alsa0101さんへ
私は庶民なので、それなりです・・・^^;

なかちゃんさんへ
脱毛してしまっては、我が商売上がったりでございます・・・

雅さんへ
まじめな性格だったんでしょう。 それが災いしました。(笑

袋田の住職さんへ
スポンサーがついてくれれば・・・(大笑
by たいへー (2013-03-06 07:31) 

OJJ

遅れ馳せながら、たいへーさんの頭に竹ヒゴが2,3本ササラなかったですか?このお話はとても素晴らしいです~昔見た<地底探検>よりも・・
多分、酔っ払って寝覚めの里で寝ぼけて見た夢が下書きに有るのでしょうが・・それにしても上手く打ちましたね~信州そばよりも!
by OJJ (2013-03-06 11:14) 

たいへー

OJJさんへ
ありがとうございます。
しかし、蕎麦は打てません。 食べるのみです。(笑
by たいへー (2013-03-07 07:34) 

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