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提灯屋奮闘記 ⑩ [提灯]

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それなりに、作業小屋っぽくなって参りましたね。(笑

4月に入り、徐々に提灯シーズンに備えての下ごしらえ作業が増えて参りました。

盆提灯以外にも祭り提灯の注文も頂き、師匠から教えて頂くことも増え、

なんともやるせない日々を過ごしておりますが、まあ今のところ元気です。

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自分で糊を煮て、塗りやすい状態に仕上げる・・・こんな単純な作業も、

毎回同じに出来ないものです。 微妙に違うんですなぁ、これが。 

まあ、何とか和紙が貼れるようにはなりましたが。

017.JPG 白張りの状態です。

やっと、ここまでは

      一人で出来るようになったわ・・・^^;

この後の字やら家紋やらは、私もやりますが、

どちらかというとかみさん主導かな?

得意分野は二人で分けないとね。 不公平になるからね。(笑

早くて、5月半ばには注文が入るでしょう。 それまでに下ごしらえを急がねば!!


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提灯屋奮闘記 ⑨ [提灯]

なかなか提灯の修行が進みません。

まあ、師匠の思うようには・・・という意味ではありますが。^^;

ええ、不器用なものですから。

そんな私も、ようやく筆で文字を書かせて頂きました。

もちろん、練習ではありますが・・・

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師匠直々のアドバイスの元、なんとかやってみました。

下書きの線をガイドに、まずは輪郭を型取り、その後で塗り潰していきます。

しかし、見ての通り、デコボコの球体 でありますので、

平らな紙に書くようには参りません。

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輪郭が微妙に揺らぎ、文字が綺麗に見えないし・・・

墨が均等に塗れないので、ムラになるし・・・

まあ、それが分かればいいのです。 直していけばいいのですから。

q

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q

・・・  我が田舎町は年がら年中祭りがあるところです。

その為、様々なタイプの提灯を覚えないといけません。

大きさや形、文字紋様の種類や配置など・・・今は画像や動画で保存できますが、

それが無い頃は、覚えるのも大変だったんだろうな。

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さて、まずは和紙を貼る作業を完璧に覚えないといけません。

この繋ぎ目を合わせるのが、なかなか難しい・・・

それさえ覚えてしまえば、自分で作れるようになります。

字の方は、かみさんの方が一日の長でありますからな。^^;


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提灯屋奮闘記 ⑧ [提灯]

提灯も、オフ シーズンでございます。

かといって、仕事がないわけではありません。

私は修行中の身でありますから、

来年はさらに出来るように技術鍛錬しないといけません。

それに、足りなくなったパーツの製作もありますしね。

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軽~い板金作業も、仕事の内でございます。 

「作れるものは自分で作ろう」

というのが、うちの師匠のモットーみたいでしてね。^^;

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細断してもらった鉄板を、カットしていきます。 

当然ハサミでは切れないので、

かなり使い込んだ「切断機」が大いに活躍してくれます。 

でも、気を付けないと指まで切り落としそうである。

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余談ですが、髪の毛って銅線と同じ硬さがあるって知ってました? 

同じ長さに切り揃えていきますが、単純な作業なのですぐ飽きます。(笑

とはいえ、途中で投げ出すわけにもいきませんわな~。

細かい工程がいっぱいあって、覚えるだけでも大変だこりゃ。。。(汗

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このように画像で保存しておけば、物覚えが悪い私にも分かりやすい。 

その為にブログで公開しているようなもんですからね。 

どうせ覚えるなら、楽しまなきゃ!(ヤケクソ

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・・・とはいえ、地味~な作業が続くと腰が痛くてねー。 

椅子とか工夫した方が良さそうだな。

師匠とは体格が違いますので、

私のやり易い位置や姿勢を探しながらの作業です。 

慣れないと疲れも半端ではない。(汗

 画像 010.jpg まあ、こんなことを、

長年一人で試行錯誤してやっていたのかと思うと、頭が下がります。 

 さすが昭和一桁生まれ、

           粘り強いですなぁ・・・^^;

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こういうのは、自分でやってみて自分の体で覚えていくしかないんです。 

感覚さえ分かれば、案外スムーズに作業できるものです。

それが一番の近道でもありますね。 

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ドリルの音って、かなりのうるささです。 耳栓は必需品ですね。

無かったので、ティッシュを突っ込んでおりました。

意外とイケました。(笑

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音聴きには、この様な機械音は天敵なんですよ。 

いつまでも 「キーーーン」 って耳に残るんでね。 

細かい音が聴きにくくなるんですわ。

だからこの作業は注意しないといけないなぁ・・・

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グラインダーも使って、細かい角を落としていきます。 

うるさくはないが、火の粉が飛ぶんでねー。 

指を撒き込まれたら大変。

床屋さんが出来なくなっちゃう・・・なので、軍手は必着ですね。

いったい何を作っているのかというと、

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            提灯のツルであります。

          こうなるまでには、まだまだ工程があります。 

          覚え切れるんだろうか? 何か不安・・・^^;


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提灯屋奮闘記 ⑦ [提灯]

 

盆提灯の合間に、祭り提灯も作っております。。。

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地元の祭りで使う、子供提灯です。 

祭りですから、派手に赤い塗料を塗っていくんですが、

ここに一工程加えます。

CIMG4962.JPG

この様に、ロウを溶かしまして、赤く塗る部分を囲うように塗ります。

CIMG4960.JPG 分かりますか?

ロウを塗った内側が赤く塗る部分です。 線からはみ出さないよう

仕上げる為の工程です。 私のような素人でも、

CIMG4963.JPG  ほら、この通り! ^^v

 

仕上げに油を塗ったら  CIMG4965.JPG 

しっかり干します。 やはり天日干しに限りますなぁ・・・

この提灯は、子供が持ってお祭りに行くハンディー タイプの為、

光源はロウソクです。 いつ燃えるか分からないので、ビニール使用

にはなりません。(笑

        CIMG4967.JPG

私も、晴れて油をひかせていただきました。

天気次第ですが、晴れが続けば4日くらいで仕上がるようです。

まあ、この直後に「台風6号」の雨が来ましたから、

少し時間はかかりました。

 CIMG4959.JPG

「出荷前」の盆提灯です。 

「破れ」や墨の「はみ出し」がないかチェックして、あれば「修理」します。

私、容赦なく「ダメ出し」するので、

 「師匠」に嫌がられている

       かもしれません。(冷汗

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

@ 今日は7月31日。 お陰様で提灯が一段落いたしました。 

  長かったなぁ・・・(大汗


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提灯屋奮闘記 ⑥ [提灯]

 

毎年の事なんですが、この時期は疲れが溜まっております。

だからと言って、文句を言うつもりもありません。

ええ、自分で選んだ道だもの。 

でも、カレンダー見てたらお盆まで「休み」が無い事に気が付きました。

けっこう憂鬱です。(- -;)

今年は、提灯も革命的な出来事がありましてね。

普通は、最後の仕上げに紙に油をひいて防水加工するんですが、

油をひくと、時間と共に酸化して提灯が黒ずんで来るんです。

これが、特に若い世帯には不評なんだそうな。 そこで、

油代わりにビニール袋を被せる「ニュータイプ」が登場しました。

  CIMG4947.JPG

   * 試作品だから出来が甘いですが・・・

4月に業者さんから話を頂きましてね、 

え~~~~~~!!って感じですよ。

殿岡屋提灯店始まって以来の大騒ぎでありました。

結局、私が担当する事になりまして、悩みに悩んでスッタモンダの末に

なんとか完成にこぎつけたという訳です。

脳みそが膿むかと

思いましたよ・・・(大汗

で、最近はこの袋製作と装着に追われる日々を送っております。

伝統工芸とはいえ、時代の波に沿わなけれ生き残っていけないのです。

もっとも、時代時代に合わせて「改良」してきたからこそ、

「伝統」と言えるのかもしれませんね。  

 CIMG4950.JPG

このビニール袋から加工していきます。 けっこう根気のいる作業です。

簡単に作れる方法ないかしら・・・(^^;


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提灯屋奮闘記 ⑤ [提灯]

 

  初めて、筆と墨で字を書いてみました・・・

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  商品にならなくなった提灯で練習してみました。

  左が私で右がかみさんです。 なぜか「代田」ではなく「代日」

  なってるのは、ご愛敬。^^;

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   こちらは父親の書いた字。 やっぱり、字の厚みと形が違うなぁ。

  キャリアの差は、一目瞭然。 (--;)

   ちなみに黒い線は、私が筆になれる為の練習の痕です。

 

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   右の長い提灯の字を墨で模ってみました。

   型紙からエンピツで写した字の線を、墨でなぞっていくのです。

   中は後で塗り潰します。 「南無阿弥陀佛」。。。

   仏教を信仰する仏式の家の祭壇に、対で飾られます。

   長くて字が多いので、結構大変。 提灯の大きさにも慣れないとね。

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   こちらは神様を信仰する神式の家の祭壇に飾る提灯です。

   こんな字が書けるようになるのは、いつの日か・・・(トオイメ

  「南無釈迦牟尼佛」。。。 まっ、慌てず頑張ります!!

 

 画像 011.jpg 

家紋は、濃い墨と薄墨とに塗り分けます。 濃い方が正面になります。

右上から、「丸に左三つ巴」(みつどもえ) 

その下に「丸無しの九曜」(くよう) 

左隣り上から「丸に三つ鱗」(みつうろこ) 

「丸に剣片喰」(けんかたばみ) 「丸に木瓜」(もっこう) 

更に左隣り上から「丸に剣片喰」 「丸に左違い鷹羽」(たかは)。 

こうやってブログに書いて、

私も覚えている最中です・・・^^;


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提灯屋奮闘記 ④ [提灯]

 

長野県下伊那地方では、御不幸があった「新盆」の家に、8月14日、

あった人が行って仏壇に線香をあげて拝むのであります。

そして、故人がちゃんと家に帰ってこれるように、

または他人一目見て、「この家は新盆なんだな」と分かるように

玄関先に提灯を飾る風習がございます。

只今、盆提灯の製作中であります。。。

     CIMG4883.JPG

    これは、「家紋」の型紙です。 「丸無しの蔦」ですね。

    下伊那地域は、家の「屋号」と共に「家紋」を持っている家が

    まだまだ沢山あります。 詳しい人だと、屋号と家紋だけで、この家は

    どこそこと親戚でどの位の付き合いである・・・なんて分かるんだそうな。

     CIMG4884.JPG

    白張りした提灯に、このように家紋を写していくのでありますが、

    では、どうやっているかといいますと・・・

    CIMG4881.JPG

 型紙を提灯の裏側に貼り付ける・・・ これは「丸に五三の桐」ですね。

  CIMG4885.JPG

       それを下から光を当てて、線が見えやすいようにする。

  CIMG4888.JPG

  あとは鉛筆でなぞるだけ~・・・^^; 

そうして写した線を下書きに、筆に墨で家紋を描いていくのであります。

家紋が裏表2ヶ所、サイドの片面に「屋号」もしくは「〇〇家」が入ります。

      CIMG4889.JPG

これね~、かなり目が疲れます。

朝起きると、目玉がパサパサ・・・完全にドライ アイですから。(笑

まあ、これもこの家に生まれた宿命。 受け入れるしかありません。

7月いっぱいまでに、受注品は全て業者に納入しなければなりません。

ああ、早く来ないかな~、8月。 ^^;


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提灯屋奮闘記 ③ [提灯]

 

 PA0_0004.JPG 時には、こんな提灯も作ります。

祭り提灯ですね。 種類によって、少しずつ行程が違うので、

覚えるのに大変です。 親父さん、どうやらこれ1つを私の作らせたい

らしいです。 「小さいのより簡単だ」と言ってますが、そりゃアンタは

慣れてるからね。

などと弱気なことは言ってはおれません。 PA0_0005.JPG

とにかく、見て、経験していくしかありません。 これに字やら模様やら

描込まねばならないと思うと気が遠くなるが、頑張らないとね!!

PA0_0006.JPG それはそうと、もうすぐ6月。

盆提灯の季節が迫ってきております!

今年はうまく乗り切れるんだろうか? 今から結構不安なんだよねー。

なんせ、提灯に本格的参戦するの、初めてですから。 

体持つかなぁ・・・毎年痩せるんだよなー、この時期・・・^^;


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提灯屋奮闘記 ② [提灯]

 

とりあえず、巻いております・・・^^; 

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ヒゴはゆる過ぎてもキツ過ぎても駄目みたい。

適度な弾力を持たせないといけないんだとか。

それにしても、ろくにヒゴも巻けないのに、

もう糸掛けやれだなって・・・ご無体ですぞ、親父殿!!

 

さて、型に巻きつけたヒゴがほどけない様に、

輪っかとヒゴを糸で結んでいきます。

 CIMG4732.JPG

「職人さん」は イトも簡単に やっていきますが、

これがなかなか・・・^^; 

普段使わない筋肉を使うので、手が動かないったら。

 CIMG4733.JPG

 CIMG4736.JPG

この輪っかがしっかりと固定されてないといけません。

糸の縛り方も2種類です。 脳味噌が煮えてしまいそうデス。

これで紙が貼れる状態になりました。 

しかし、かなりの練習がいるなー、この工程。。。

皆さんに提灯の工程を紹介しているこの「カテゴリー」ですが、

半分以上は、私が忘れないように

画像を残しておくのが目的です!

分からなくなったら、

密かにブログチェックしようと思いまして・・・^^;


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提灯屋奮闘記 ① [提灯]

 

  五十前 

  ついに始めた副業よ

    後は野となれ山となれなれ

  

などと開き直りで書いた川柳空しく、風邪でダウンしていたので

いっこうに捗っておりません。m(_ _)m 

まあ、理由はともかく 「やる!」 と言った以上は、

人様の前に出しても恥ずかしくないモノを作りたいですなぁ。

それには「修行」あるのみです。^^

                     画像 020.jpg

とにかく「提灯本体」を作れるようにならないといけません。

とはいっても、型の組み立てもスムーズには行かないのよ。(涙

一つ一つの行程を覚えるのに必死で、

まだ体がいうことを聞かない状態なんだもんねぇ。^^;

  画像 021.jpg

まずはヒゴを提灯の型に巻きつける事から始めてます。

これがよく「びよよよ~~~ん」外れましてねぇ。(汗

まあ、始めたばかりですから、焦らず気長に頑張ります。

                           画像 023.jpg

最近ではかなりの確率で「びよよよ~~~ん」しなくなってきました。

「殿岡屋提灯店4代目」、

只今 悪戦苦闘㊥ であります!!


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