提灯屋奮闘記 ⑩ [提灯]
q

それなりに、作業小屋っぽくなって参りましたね。(笑
4月に入り、徐々に提灯シーズンに備えての下ごしらえ作業が増えて参りました。
盆提灯以外にも祭り提灯の注文も頂き、師匠から教えて頂くことも増え、
なんともやるせない日々を過ごしておりますが、まあ今のところ元気です。
自分で糊を煮て、塗りやすい状態に仕上げる・・・こんな単純な作業も、
毎回同じに出来ないものです。 微妙に違うんですなぁ、これが。
まあ、何とか和紙が貼れるようにはなりましたが。
q
白張りの状態です。
やっと、ここまでは
一人で出来るようになったわ・・・^^;
この後の字やら家紋やらは、私もやりますが、
どちらかというとかみさん主導かな?
得意分野は二人で分けないとね。 不公平になるからね。(笑
早くて、5月半ばには注文が入るでしょう。 それまでに下ごしらえを急がねば!!
久しぶりに [音楽]
q
最近では、「新しい小部屋」で音楽を聴きながらの提灯作業が増えた。
お気に入りのCDもよいが、やり始めると途中で手が離せない工程が
多く、CDチェンジも手間なので、FM放送を聴く事が多い。
(FMながの~~~。^^)
ある日、いつものようにFMを流しながら提灯作業をしている私の耳に、
「おっ、いいなぁ。」と珍しく飛び込んできた新曲があった。
私好みのリズムとメロディー ラインだったので、何気なくチェックして、
後日CDを購入してみたのだ・・・
q
【 4 】 Quattro '12
http://www.youtube.com/watch?v=4okJnA-bwl8
- Last Dance -
q
日本のグループだったのねー。
英語で歌ってたので気がつかなかった。 この切れの良さとスピード感を
日本のミュージシャンが出している事に正直驚き、そしてカッコいいと感じた!
それよりなにより、最も良いなぁと感じたのは、
リスナーに媚びてない
事である。
自分達のカッコいいと思う音楽は、これだ!!
と、見事に主張しているその姿勢が、
何より素晴らしい。
q

q
最近のヒット曲は、リスナーに媚びているところであると思う。
リスナー受けするメロディーや歌詞をリサーチし、確実に売れる路線を狙ってくる。
プロである以上、売れなければならないし、決して間違いではないのだが、
しかし、それだけでは同じような曲ばかりになって、飽きてしまうだろう。
もっと自分達の感性をぶつけて、リスナーを振り向かせるような
強力な個性のある曲があってもいいと思うのだ。
ミュージシャン サイドから攻めていかなければ、
リスナーの耳も肥えていかないし、音楽のレベルも上がっていかない。
結果、ミュージック シーンの衰退につながるのではないだろうか。。。
q
日本のグループでありながら、英語の歌詞で歌うクワトロ。
国内だけでなく、海外も視野に入れているという事だろう。
12曲収録中、2曲だけ日本語で歌われている所が面白い。
私の感覚では、洋楽と邦楽は別のもので、1つのソフトに一緒に録音する事は
まずやらない。 きっと、彼らは私ら世代より、英語との距離が近いんだろうなぁ・・・

FM長野では、3月のピックアップ ソングの一つとしてこの曲をバックアップ、
番組の合間などによく流していた。 きっと、メンバーの一人が長野県出身
だからなのだろうな。^^;
新生活 [子供]
q
息子の高校生生活が始まった。
今時の子には珍しく、ケータイ・スマホなどには無関心。
購入する時も、即決でそこにある機種に決めてくれたので楽だったが、
興味が無いので、操作方法を教えるにも一苦労であった。
彼曰く、「ケータイは無くなってもいいが、
Walkmanは無くなったら困る」 そうなので・・・^^;
q
q
入学早々、同じ中学出身の吹奏楽部の先輩に「連行」されて
ドラムを叩かされたとぼやいておったが、本人も満更ではないようである。
気の合ったクラスメートと、また覗きに行くと言っていた。
ただ、息子には気になる事があるようだ。
q
「あの高校は怖ええ。
幽霊がいる!
特に一階には
いっぱいいる!!」
q
まあ、ばーちゃんもとーちゃんも通った高校だから、
余程の事が無い限り大丈夫だと思うぞ。
その内の何人(?)かは、とーちゃん達を知っているかもしれないし・・・^^;
q
二人に、新しい風が吹いてきますように・・・
どこへ行く・・・ [子供]
q

春休みの、とある朝のことである。
こんなメモが、テーブルの上に置いてあった。
なるほど、2人で行ったんだな?
q
まあ、事情を説明すると、こうだ。
受験も終わり、中学校も終わり、宿題もないため、
息子はこの春休み、自分の好きなことを思いっきり出来るわけだ。
今まで我慢していたゲーム、ネット鑑賞、音楽鑑賞をし放題。
いつしか昼夜逆転し、明け方まで起きていて朝眠り、
午後3時頃起きるという生活サイクルになった。
もともと一人で、自分の好きなことをやる性分。
ほとんど家の中ばかりにいるわけ・・・そうでなくても我が山里、
過疎の町だから同級生も少なく、かつ広範囲に点在してる。
友達と遊ぶには、親が運転する車移動が基本・・・仕事中はそれも適わない。。。
しかし、流石にず~~~っと家の中にいると気分が滅入るようで、
なぜか朝5時半頃から散歩をするようになった。
Walkmann片手に、気ままに家の近くを歩き回っていたらしい。(笑
そして6時半あたりに帰ってきて、寝るのである。
私が6時40分ぐらいに布団から出るので、しばらくその事実を知らなかったのよ。
その朝の散歩が、どういう訳か娘にも伝染。
この日は2人で出かけたというわけだ。 なんだかな~~~???
q
でも、思い返せば、
私も中学の頃、同じようなことをやった記憶がある。(汗
朝早く起きて、そっと家を抜け出し、裏山散策をしたのだ。 ということは、
たいへー家のDNAがそうさせたのだろうか?
だとしたら、
仕方がないか。^^;
分岐点 [音楽]
q
PCを用いて、一人でも音楽が作れる今とは違い、
昔は音楽をやりたい時、まず最初にメンバー捜しをしなければならなかった。
気の合う仲間とバンドを組んで、演奏を繰り返していく内に、
上手くもなるしチームワークも良くなるのである。
時には喧嘩もしながら、徐々に自分達の方向性を見いだしていくものなのだ。
ところが、時間が経つに従って、メンバー個々の方向性がズレていくことがある。
話し合いなどで修正し、何とか一つにまとまろうとするが、
ある時点で限界が来て、メンバー チェンジや脱退が起こる。
ソロ活動が目立ち始め、ついには活動休止や解散という
決断に至る・・・
私が今まで見てきたバンドは、大体こんな流れを辿っていく。
スティーリー ダンも、この例外に漏れない。

メンバー内に方向性の違いが生じ、バンドからデュオ ユニットに変化していった、
典型的なグループであった。 スタジオ ワークでの音楽の完成度を高めたい、
ドナルド フェイゲン & ウォルター ベッカーと、ライヴ活動で演奏をしたい
他のメンバーとの温度差は、ついに埋まる事はなかった。
q
【Pretzel Logic】 Steely Dan '74
http://www.youtube.com/watch?v=tXFrferDzTE&feature=related
- Rikki Don't Loes That Number -
Q
このサード アルバムは、辛うじてバンドの形態を残している状態だ。
いわゆる雑味と温かさを、まだ感じ取る事が出来るのである。
この作品が、「スティーリー ダン」の 分岐点 になったと言えるのだろう。
これ以降、フェイゲン・ベッカーが主軸になって、硬質で緻密で完璧を求めた
作り込んだサウンドに変化し、「Aja」や「Gaucho」でそのクオリティの高さ
を世界に知らしめるに至るのである。
かつてビートルズが、キャーキャー騒ぐだけで 
自分達の演奏を聴いてくれないライヴに嫌気がさし、スタジオ ワークに専念して
音楽史に残る名盤を残したが、彼らはさらに音の純度と完成度を上げて、
今現在聴いても全く古さを感じないほどの
クオリティを打ち出す事に成功した。
観客と対峙して音楽を奏でるのか? 理想を求めて作り込むのか?
これはもう、プレイヤーの好みである。 スティーリー ダンは、そのサウンドが
リスナーを納得させ、高く評価されるに至った極めて稀なケースと言える。
技術面でも飛躍的に進化した70年代に活動したという点も、
幸運であったのかもしれない。













